2016年の『土用の丑の日』はいつ?
よく言われている丑の日はいつ?
2016年の土用の丑の日は
7月30日(土)
です。
意味は?
「土用」は季節の変わり目のことです。
中国の暦で五行説と言う方法で定めています。
細かく言うと旧暦と新暦などがありますので、
ここでは省きます。
(難しいですので・・・・)
五行説は自然にあるものを理解するために、
それぞれの現象や感情などを定めたものです。
季節や感情、味覚などを
木・火・土・金・水
で定めてます。
土用とは「木・火・土・金・水」
の「土」の季節です。
木=春
火=夏
土=季節の変わり目
金=秋
水=冬
「土用」は季節の変わり目なので4回あります。
よく聞くのが
土用丑の日
なのです。
土用の期間は18日~19日間あります。
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丑の日とは?
土用の期間中で丑の日のことです。
丑は十二支で牛のことです。
古来日本では、十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と
十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を組み合わせた
六十干支を利用して、暦や時間、方位を表していました。
方角を例で上げると
北=子(ね)
北東=うしとら(丑寅)
の方角ですね。
豆知識
北東のことで、仏の世界では「鬼門」と呼ばれているからです。
土用の期間中にある「丑の日」が
「土用の丑の日」
となります。
しかし、
土用丑の日は一回ではありません。
土用の期間18~19日です。
干支の一周は12日です
期間によっては2回くることがあります。
土用の期間中に最初に来る丑の日を
「土用丑の日」と一般的によんでます。
季節と干支の関係は?
下のような関係になってます。
東→春→寅卯辰
南→夏→巳午未
西→秋→申酉戌
北→冬→亥子丑
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土用丑の日食べ物の選び方
季節の変わり目の「土」の期間で
干支での日にちが丑の日です、
季節ごとに干支が決まっているので
東→春→寅卯辰
南→夏→巳午未
西→秋→申酉戌
北→冬→亥子丑
この中ででそれぞれの季節の中の最後の干支
の時に食べます。
東→春→辰
南→夏→未
西→秋→戌
北→冬→丑
この最後の干支の時は干支を使っての季節では
一番その季節が強くなっている時になります。
土用は季節に変わり目になるので、
その季節の反対側の季節の食べ物を食べてバランスを取ります。
もしくは「土」を意味する食べ物を食べて体と整えます
南 夏 未
↓
反対↓
↓
北 冬 丑
夏の土用反対から 「丑」 となります。
丑 「う」をとってうのつく食べ物がいいとされます。
冬は色で表すと黒になります。
黒いものと「う」で始まる食べ物がベストになります。
うなぎは黒なので「丑」で始まる食べ物と色を満たすのでよいですよ。
ウナギ以外の食べ物は
・土用餅
土用に食べるあんころ餅のこと
疲労回復、肩こり、筋肉痛、だるさ、夏バテなどによいです。
・土用しじみ
しじみは他の貝と比較しても、含まれている栄養素は群を抜いています。
「生きた肝臓薬」とも言われるほど、
肝臓の機能を良くしたりします。
旬の時期のしじみは、栄養価が普段より高くなることから、
土用の丑の日にしじみを食べるというのは、理にかなっているということができます。
昔の人の行動には意味があるんですね。
・土用たまご
卵は、「完全栄養食品」と聞きませんか?
卵には、ひよこの体を作る栄養が詰まってます。
骨格を作ったりするために必要な栄養が全て含まれているというわけです。
買い方ですが、土用の期間中に生まれた卵です。
土用の期間に産み落とされた卵は、特に精が付くといわれています。
・ドジョウ
ドジョウは昔からら「うなぎ一匹、ドジョウ一匹」と
いわれ、小さいドジョウ1匹がうなぎ一匹分の栄養価に匹敵する
なかなか店では買えないですけどね。
「丑」の「う」で始まる食べ物
黒ではないですがこんなのもあります。
・うどん
・うり
(きゅうり、すいか、かぼちゃなど)
・うめぼし
まとめ
ウナギ以外のも食べれるものはあります。
金額的なものを考えて、自分にあったものを取るのがいいですね。
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